Topに聞く ー 樹脂製パーツで国内外に販路 拠点確保や新商品投入も ー

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Topに聞く-2018年11月21日の「繊研新聞」より-

アパレルパーツ製造卸として、樹脂製のボタンやホックをメインに国内外の販路拡大に取り組んでいる。年内にベトナム・ホーチミンに販売拠点を確保するとともに、来年から新商品を順次投入し、日本やアジア圏の見本市で発信を強める。
現在の商況は、秋口に入ってスローダウンする傾向も見られますが、国内市場が増収基調で推移しています。海外ではプラスチックの軽さや耐腐食性、発色性、様々なサイズ対応が支持されるようになり、中国・上海の現地法人とベトナム・ホーチミンの現地法人を拠点とした取り組みが増えています。
主力ブランドで60色を揃える汎用ホック「サンテナック」をはじめ、アパレル用に特化した40色のホック「サングリップ」などが伸びており、ベビー分野からカジュアルウェアやスポーツ、ワーキング、服飾雑貨、トイレタリー用品まで用途が拡大しています。
ただし中国市場では、樹脂ホックの他社商品も出回り始め、価格競争が激しくなってきました。コストだけの勝負ではかなわない局面もありますが、打ち付け機の供給やメンテナンスも含むフォローが強みとなり、一度離れたお客が戻るケースも出ています。商況のテンポダウン傾向は一過性と見ています。
来年早々にはロゴを後から入れられる無地の樹脂製ジーンズボタンを投入し、新たな取り付け機も発売する計画です。特に機械は、国内の見本市でサンプルを出展したところ「早く欲しい」との声も出され、手応えを感じています。
また来春には変色や割れに強いポリアセタール樹脂のボタン型ホックを発売します。ホックやハトメ、カシメ、ジーンズボタンなどでプラスチックシリーズを充実し、販路拡大につなげたいですね。
ベトナム法人は樹脂ホックや取り付け機の輸出入を中心にカンボジアやミャンマーでの機械設置やメンテナンスにも対応しています。ベビー分野を中心に日本製を求める声が市場で強まり、現地ブランドも成長してきました。需要拡大に伴い年内には、現地法人のスタッフがホーチミンで販売会社を設立する予定です。
当社も支援しながら内販を含む供給体制を強化します。アパレル生産が中国からアジア全域に広がり、日本製への期待も高まっています。
販売拠点の拡大は検討課題ですが、新商品に併せ、来年4月の国内のハンドクラフト展やホーチミンの資材展、7月に上海のベビーマタニティー展に出展し、日本製需要を取り込むつもりです。
欧州市場では、9月に仏素材見本市プルミエール・ヴィジョンに出展しています。約80社と商談してバイヤーの評価を得ており、引き続き発信を強める考えです。

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