「高品質・安全のプラスチックホックでトーブ市場を開拓」2019.06.01

高品質・安全のプラスチックホックでトーブ市場を開拓

高品質・安全のプラスチックホックでトーブ市場を開拓-2019年6月号の「atb (Asian Textile Business) 」より-

<記事日本語訳>

高品質・安全のプラスチックホックでトーブ市場を開拓
カジテック

(写真キャプション=プレス装置では簡易的なハンドプレス機も揃え、テーラーの規模に応じた柔軟な提案を進める)

プラスチックホックで日本国内シェアトップの繊維副資材商社カジテックは、各種プラスチックホックで中東市場開拓を目指す。すでに、中国や東南アジアで縫製する既成品トーブ向けでも提案中だが、今後、トーブ流通の大多数を占める現地テーラー向けでも商品PRに着手する。取扱品の多くがエコテックス認証のクラス1も取得するなど安全性が高く、高品質の日本製プラスチックホックをトーブの襟留め用に提案し、専用プレス機とともに現地生地卸・資材卸への展開に力を入れていく。
トーブの襟の留め具には現在すでに、ボタンより着脱性に優れたホックが用いられている。ホック付けには、材質で金属製/プラスチック製、留め方式で糸留め/プレス式と、合計4通りの手法が存在する。テーラーメードが大半のトーブでは糸留め式金属製やプレス式金属製が主流と見られ、糸留めプラスチックホックも一部で流通している。
ただ一つ現地に浸透していない方式が、カジテックが提案するプレス機留め方式のプラスチックホック。襟留めホックは肌感覚の敏感な首筋に直接触れる部位に付けられるが、プレス式プラスチックホックは、プレス式金属ホックより肌当たり感で格段に優れ、糸留め式のように縫い糸が盛り上がる部分もできない。しかも、金属ホックと異なり静電気帯電が皆無で、ヒゲが吸い寄せられ挟まることも未然に防げるなど利点が大きい。原料着色のプラスチックホックは、金属ホックのような塗装なしで生地色と同じ白色が供給でき、塗料と違い剥げることもないのも強みだ。白に限らず常時50色を備蓄するなどカラー展開も豊富で、別注色も最低ロット15万セット(30万個)から対応する。
小規模テーラーの多い中東地域への展開にあたって唯一のネックはプレス装置。オス・メスとも台座部と留め具部があり、合計4点の部品から構成されるプレス式プラスチックホックは、プレスする装置も同時に導入する必要がある。ただ、プレス装置販売も行う同社では、大量生産用の全自動プレス機以外に簡易式ハンドプレス機、足踏み機など生産規模に併せて柔軟に対応できる各種プレス装置が豊富に揃う。加えて、金属ホック用装置のごく一部(punching dies部分)を換装するだけで同社のプラスチックホックのプレスが可能になる交換用アタッチメントも取り扱い、規模を問わず様々な需要に柔軟に応えていく考えだ。
カジテックは繊維副資材専門商社として、日本のプラスチックホック・取付機メーカーと製販一体で商品開発を行い、ホックブランド「SUN TENAC」シリーズを主力にベビー向けを中心に展開している。日本のベビーアパレルブランドや大手ベビー服量販チェーンの信頼が厚い。ベビー向けプラスチックホックの日本市場シェアトップを誇るほか、世界展開する最大手SPAへもプラスチックホックを大量に販売しており、こうした各社の縫製委託工場に対する設備保守などサポート体制も評価が高い。

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