サステイナブル、デザイン差別化、新常態の切り口 / マスク向けや抗菌・抗ウイルス関連資材の提案拡大-2020年12月9日の「繊研新聞」より-  

Dec. 9, 2020
SENKEN newspaper

服の意匠のスパイスに

アパレルパーツの各社の商品は、サステイナブル(持続可能)の提案だけでなく、服のデザインのなかで存在感を発揮するための差別化や、コロナ下で変わるライフスタイルに対応したアイテムの開発などが目立っている。
(中略)
< ファスナー、金具、ボタン >
サステイナブルを意識した商品開発が増えている一方で、服のデザインのスパイスとなるような工夫を凝らしたアイテムも求められている。
(中略)
カジテックはサステイナブルがアウトドアメーカーなどで関心が高く、プラスチックホックの製造工程で成型する際の余りをリサイクルして使い、無駄のない生産に取り組んでいる点をアピールしている。
(後略)

マスク、防護服など製品事業も強める

コロナ禍でマスク向け資材の販売は引き続き堅調だ。抗菌・抗ウイルスなどメディカル向け資材への関心も高まっており、マスクや防護服といった製品事業に乗り出す企業も増えてきた。
(中略)
< 技術力生かし新分野も攻める >
カジテックは韓国向けで、マスクを首からぶら下げるストラップに用いるプラスチックホックが好調。
(後略)