「サステイナブル、差別化進み時代に対応する価値を」-2021年12月8日の「繊研新聞」に掲載されました-  

Dec. 8, 2021
SENKEN newspaper

新たな顧客体験、エコ原料使いも

衣服生産にとって欠かせない副資材。アパレルパーツ各社は、アフターコロナを見据えた提案を強化している。今や必須条件となりつつあるサステイナブル(持続可能)に対応した資材開発だけでなく、独自の付加価値を与えるような意匠性、機能を持つ資材も打ち出している。
(中略)
サステイナブルや高付加価値化はホックでも求められている。カジテックは、プラスチックホックの製造段階でごみを出さない循環型の生産に取り組んでいるほか、再生POM樹脂の活用にも取り組む。POM樹脂は成型しやすく、強度が得られる点が特徴だが、テストを重ねて来年中の完成を目指す。在庫廃棄問題も減ると見ており、より環境に優しい商品として打ち出す。同社は最近ではワーキングユニフォーム向けの販売が広がりつつあり、レーザー加工による刻印やカジュアルテイストに合う商品も提案している。
(後略)